2013年1月14日月曜日

プラリペアとは?その2

みなさん、プラリペアがお好きみたいなので「プラリペアとは?その2」です。

このプラリペアは工作が趣味なら絶対に持っていたほうがいいアイテムの一つです。残念ながら本家本元はお値段が高いのでここぞという時にしか使えませんが(^^;)、普段使いなら100均スカルプチュアで十分です。

プラリペアで一番大事なものはこの容器とニードル。初心者はケチってリキッドを十分に入れないミスを犯したり(私)しますが、リキッドは満タンに入れてください。リキッドも100円ショップ品があるんで、今はケチろうとは思いませんが(^^;)。使い勝手は最高。これのために本物を買う必要有りです。


100均のスカルプチュアのパウダーは粒子が細かいため若干使いにくいですが、使えないわけではありません。ちなみに私は混ぜて使っていたりします(^^;)。

さて、今日のお題はこれ。


とある充電器のアダプタです。私はUSB Aのメス出しがしたいのにちょうどいいものが標準でありませんでした。そこでAU用のアダプタを改造します。

まずは分解。


と、いきなりねじ用のボスに亀裂が・・・。ネジにオイルを塗って、軽く閉めた後、亀裂部分にプラリペアです。


今回は隠れる部分なので大胆に塗りつけます。数時間後にネジを外せば亀裂の修復は終了。


本体の方はauのコネクタを外して、どこからか外してきたUSB Aのメスコネクタをハンドクランプで固定して、プラリペアを流し込みます。

ちなみにこのUSBコネクタは基板に刺さっていたんですが、すでに切り取ってしまった4箇所の爪と4つの端子がはんだづけされていました。ここで役に立つのがホットブロアーです。今回は登場しませんが、基板をホットブロアーで温めてハンダを溶かし、一気に抜き取ります。ちなみに最近は鉛フリー化が進んできてハンダがなかなか溶けません。その場合には鉛入りのハンダで増しハンダをしておきます。

ということで完成品が上から二番目の写真となるわけですが、もう少しこるならUSBコネクタの隙間はホットボンドで埋めてもいいかな。

硬化時間が早いのと、もとのプラスチックとがっちり一体化するのがいいです。
やっぱり便利だ、プラリペア!(厳密には違うけど(笑)。)

追記1
ってことで、ホットボンドで埋めてみました。本来なら黒がいいですが、家になかったので透明で。他人用なら黒を買ってきて処理するところです。
で、写真にも写っていますが、温調できるホットナイフで面を整えて出来上がりです。


ちなみにこのこて先は自作です。銅棒と銅板を買ってきて、銀ろうでろう付けです。レザークラフト処女作でも真鍮をろう付けしましたが、ろう付けも面白い題材ですよね。うーん、写真だと実物より粗が目立つなあ・・・。


2013年1月4日金曜日

USB-DACとは?

私の持論は、大事なのは入出力のポイント、
もう少しいうと、対象物が外部と接する部分だと思っています。

例えばゲームなら、コントローラー
車なら、タイヤ
オーディオなら、スピーカー、またはヘッドホン
です。

もちろん、いくら入出力のポイントが大事と言っても対象物そのものがどうしようもない場合には、何をしてもどうしようもないのは当たり前ですが・・・。

ってことで、ゲームならneGT-USBなるものを作ったりしているわけで、オーディオならETYMOTIC RESEARCH社のER-4Sや、AKGのK702なんかを使ってます。

DAPはKENWOODのMedia Keg MG-G708を使ってます。iPod 5Gはカメラ及びアプリを楽しむために買ったので今のところそれ専用です。ちなみにiPodのDAPとしてのマンマシンインターフェースは最高なんですが、G708のインターフェースはびっくりするぐらい最低です(笑)。

このブログを書くにあたって、DAPなんて言葉を使ってみようとWEBで検索してみたら、
「デジタルオーディオプレイヤー(Digital Audio Player)の略。あまり使われてはいない。」
と出てきた(笑)。

さらにちなみに、ER-4Sのイヤーチップなんかは自作してます。


これはこれで語れそうな題材ですが今回は写真だけ。作りは汚いですが意外と気に入っています。

で、ようやく本題です(^^;)。

なんだっけ?

あ、そうそう、USB-DAC。

結局、これまでヘッドホンアンプなんか使ってもそんなに違いはわからないんじゃないかと思って手を出していませんでした。しかし、ステレオ誌でUSB-DAC+ヘッドホンアンプが付録についてくると知って早速購入。

で作ったのがこれ。


ふふふ。音質を語るよりもケースから入るのがレゲーの部屋別館流。さりげなくK702なんか置いてみました。いや、ヘッドホンの方が目立ってますが(笑)。ヘッドホンがまともなんで、ケースのショボさが際立ちます。せめてボリュームつまみは変更しよう。(そこか!と突っ込んでください。)

レゲーで例えると、スポーツタイヤを履いたKカーって感じですかね。いや、ノーマルはPC直結だとすると、タイヤをヘッドホンに例えてるから、タイヤを除く足回りとエンジンをいじったくらいかな。ダブルウィッシュボーンを採用してCPUチューンぐらいってことにしておこう。あ、うちのPCはまがりなりにもゲーム機だからKカーはないですね。せめてファミリーカークラスはあるか。・・・いいかげんウザイ(笑)。

ガンダムで例えると、いや、これはいいか(笑)。よくあるガンダムで例えると、っていうの実は好きなんです。ウザイの次はシツコイ(笑)。

この(笑)っていうのも使いすぎに気をつけたいところ(笑)。

さて、話を元に戻します(^^;)。細かいところですが、ボリュームとヘッドホン端子の間、上部に見えるLEDはフライス盤でLED表面を削って、筐体とツライチになってます。こういうことが簡単にできるのもフライス盤のいいところ。


本来は制作過程を撮るのがこのブログの趣旨ですが、面倒なので省略します・・・(このブログの意味が・・・)。裏はこちら。



実は2台作りまして、1台は会社の友人へ。写真は最初に作った1台で、私のです。よく見ると分かるのですが、ピンジャック部、USB部にプラリペアで補修した後があります。フライス盤で削っているときにケースが暴れてあらぬところを削ってしまいました。いやあ、プラリペア最高。友人のは1台目で学習したのでデキは完璧です!

これだけではなんなので、製作過程の最初の一歩の画像を貼り付けておきます。使っている図形ソフトはLibreOfficeです。この図を描くにあたってはデジタルノギスなんかも駆使したりして、非常に楽しいひとときなのですが、例によって省略です(笑)。


簡単に解説すると、LibreOfficeで作った図面をプリントアウトして、100円ショップで買った「貼って剥がせるのり(成分アクリル共重合体)」で貼り付けます。この貼って剥がせるのりは自作時に非常に便利です。ぜひ一家に1台、いや、1個買ってください。



で、肝心の音はというと・・・。

とりあえずこのブログを作成するときのBGMとして使うのには全く問題ありません。まあ、ここは音がどうのこうのという場所ではないので(^^;)。

まあ結論としては買って大満足。これがこれだけまともに聴けるなら、数万するUSB-DACというのはどんな音がするんだろう・・・。かなり興味が湧きました。

最後に読みなおして思ったけど、本来この内容ならこのブログでの主役はやっぱりフライス盤だろうな・・・。

ということで、おまけに普段なら人に見せられない写真を貼っておきます(笑)。今回が購入後3回目の使用です(笑)。やっぱり便利だ、フライス盤。常設できるところがあればなあ・・・。


やっぱり最後に一言追加します。自分としては納得いかないのですが、lameでエンコードしたmp3の320kbpsと原盤をwav化したものをこの環境で聴き比べると、明らかにwavの方がいい音がする。mp3の劣化は聞き分けられないというのが私の持論なのですが・・・。mp3が意図的に悪い音にされている・・・ってことはないか(笑)。

追記:
mp3の音が著しく悪い原因がわかりました。foobar2000の設定でOUTPUTをWASAPIにするのを忘れていました。現時点でほとんど違いがわからないところまでもっていけました。これならmp3も安心して聴けます。ちなみにオカルトは否定しませんが、私は説明できる理由がないとダメ派です(^^;)。

追記2:
いやあ、やっぱいいですね。でかいスピーカーを買った時もそうですが、こういう機会があると自分がもっている音楽ライブラリを聞きなおす機会になって、しかもじっくり聞くから今まで気づかなかった発見とかがあって楽しいです。

追記3:
今までPCでmp3を聴く気がしなかったんですが、ちょっと意識がかわりました。しかもこれまでBitrate 192kbpsは間違いなく使えないと思ってました。しかし現在は「Win7 + foobar2000 + WASAPI + LXU-OT2 + K702」でBitrate 192kbpsでも私はまったく不満を感じません。自分の中ではすごいことだと感動しています。

追記4:
LAME CBR 256でエンコードしたものとオリジナルのWAVEファイルを比べてよく聞いてみると音の広がりが違う感じがします。微妙に気なる・・・。

検索用ワード:
LXU-OT2