まずは写真。
ほとんど隠れて見えませんが、写っているPCが今回のお話の主人公です(^^)。
さて、私のお気に入りのPCは未だにDell Latitude X1です。
どこがお気に入りかというと、
・ファンレス
・軽い
・キーボードが打ちやすい
・Bluetooth付き
っていうところでしょうか。
で、唯一のダメなポイントは、
「今どきのソフトを走らせるには遅すぎる」
ってことでした。
これは、はっきり言って致命的で、最初にお気に入りとして上げたプラスポイントを足したとしてもトータルでマイナスになってしまうほど(笑)。
で、考えることはスピードアップ。一番簡単なのはメモリの増設です。
Dell X1は公式では1GB(内蔵メモリを含めると1.25GB)までしかメモリの増設はできないのですが、非公式には2GBを増設できます。
もちろんうちのX1は増設済み。
次に考えつくのがSSD化。最近SSDも安くなってきたので1年ほど前にX1をSSD化しました。X1に入れられるSSDはとても少なくて、選択できたのは
KingSpec 1.8インチ IDE/CF 50pin MLC SM2236 SSD 64GB
でした。さくっと交換後、実際にはサクッとは行かないんですが(笑)、一見問題なく動いているように見えたと思ったら、アクセスランプの点きっぱなしでつまづいていました。動作はしてるけど、ハードディスク、この場合はSSDですが、が使われているかどうか分からないというのは想像以上に苦行です(^^;)。
すぐに出てきますが、プチフリとかもありますしね。
で、行き着いたのが「DASP」端子を抵抗でVCCにつるというもの。いろいろ調べてみると、X1だけの問題ではなく、よくある症状のようです。しかし、使用する抵抗値が結構アバウトなんですよね(^^;)。まあ、しょうがないので私は4.7kΩにしておきました。この値は他の改善例からすると大きい抵抗値になりますが、私はヘタレなんで(笑)。ちなみに39番ピン(DASP)と41番ピン(VCC)間です。
この話題もまじめに書けば長くなるんですがさらっと行きます(笑)。
で、この状態でようやくまともにSSDが使えるようになったと思ったら今度はプチフリですよ(笑)。
言ってみれば直線番長みたいなもんで、立ち上がりだけはありえないと思えるぐらいの速度で立ち上がって、いざアプリが動き出すとファイルアクセスが発生する場面でプチフリです。
なんか、おやつですよー、って言われた時にだけ飛ぶようにやってきて行儀よく待ってて、いざおやつをあげると何処かへ行ってしまうみたいな、ダメな子供のようです(^^;)。
このプチフリの症状もよくある問題で、ネットで調べるとたくさん出てきます。基本的にはOSの設定を変えるというものばかりで、いろいろなサイトを参考にしてトライしてみたんですが、どれもいい結果はでませんでした。
しかたがないのでだましだまし使っていたわけです(^^;)。
そしたら次に来たのが電源LEDが点滅しっぱなし(笑)。
いろいろ調べてみると、どうやらバッテリーの問題っぽい。でもバッテリーを買うには結構お金がかかる。
で、ついに禁断の殻割りとなるわけです。
殻割りして電池交換するまでには、またこれはこれでいろいろな問題が発生するわけですが、簡単に言うと写真にある赤い怪しい電池を買って重さを測ったりしたわけです。電池に直接マジックで書いてあるのが実際の測定値です。
重さに6グラムもばらつきがあるってどうよ(笑)。自重の10%を超えるのはあきらかにばらつきの範囲を超えている。これも調べるといろいろおもしろいことが分かるんですが、まあ今回はさらっと流します。
で、今度は賞味期限切れの格安バッテリーを送料込み1000円で買いまして、分解してX1に移植しました。それが写真左側のバッテリーです。X1は3本使っているので、12本入の元のバッテリーは4回分です。きっともう使われることはない気もします(笑)。大容量バッテリー化も考えたんですが、まあ面倒だったのでそのうちに(^^;)。
で、いざ装着してみるとバッテリーランプの点滅治らず!
これはさすがにめげました。もうだめだ・・・。X1も寿命か・・・。
ここでしばらくやる気がなくなりまして、数週間ほったらかしです。
たまに何かいい手はないかとX1の前までやってきて、いじってみるのですが改善せず。
しかしあるときふと、バッテリーを一旦完全放電させて・・・、みたいなことをやっているひとがいたような、いないような、ことを思い出しまして、BIOSモードを立ち上げてそのまま放電してみると、・・・見事に復活しました。
やったー!
ふう。ようやくここまできた!ありがとうございます! ありがとうございます! (WEBの)みなさまのおかげでここまでやってこれました! ってなもんです。
・・・で、実はここからが本題です。
SSD化とは言っても、こんな直線番長マシンはさすがに嫌気がさしてました。だって、ハードディスクにアクセスするタイミングで、たまに1分とか待たされるんですよ。10秒、20秒は当たり前です。
そんなこんなで最近は新しいPCを物色するところまで来てました。今はPCも安いんですよね。3万ちょいでファンレスのネットブックが買えそう。
とはいえ、私の愛したX1。プチフリに関しては、なんとかならないものかと気がついた時にネットを徘徊して情報収集はしてたんです。
で、ついに見つけました。有力情報。っていうか、結論から言うと改善したんですよ。プチフリが。今までからするとありえないぐらい。今までのSSDってなんだったの???っていうぐらい。
おそらくX1は現状でほぼ100%に近い力を発揮していると思っています。これならストレスなく十分戦えます!困っている人はぜひ、
SSD アライメント
で検索してみてください。おすすめはここです。
http://d.hatena.ne.jp/Lansen/20100724/1279973697
で、私のおすすめソフトはこれです。いちいちハードディスクのクローンを作る必要もありません。プチッと最適化のボタンを押すだけです。とはいってもバックアップはとっておいたほうがいいかも(^^;)。
AOMEI Partition Assistant Standard Edition 5.5
グッドラック!
さて、何人の人がここまで読み進んでくれただろう(笑)。まあ、自分向けの覚書ってことで(笑)。
まとめます(^^;)。
今回のお話のポイント
・電池異常点滅はBIOSモードで完全放電
・プチフリはアライメント
以上です!
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