アキバではたらくプログラマのBlog
上記ブログでポリスイッチをショートしても改善しないと書いてあるのを発見してしまい、会社に行く前だというのに追加実験してしまいました(笑)。
- Bluetoothドングル
- USBハブ(バスパワー接続)
- マウス
- キーボード
- LAN
- ビデオ端子
上が電圧、下が電流です。電圧4.0Vなのは、電圧降下にどこまで耐えられるかを実験したためです。私のところでは電源電圧が4.0Vまで耐えられました。そのときの電流が470mAです。
しかし電源は次の写真のようにワニ口、経由でRaspberry Piに接続されているため、Raspberry Piの電源入力端子でもテスターを使い電圧を測定しました。その結果は3.76Vでした。つまり電源接続で0.2V程度ロスっているってことになります。
ちなみに0.2Vで500mAですから、ここで0.1Wのロスです(笑)。もっともRaspberry PiはAVRで3.3Vを作っているのでそこでロスっている値に比べればたいした問題ではありません。それでも所詮0.5W程度ですが・・・。しかしこの状態でトータル2.5Wですから大きいといえば大きいです。(ここでは5Vが供給されているとして考えています。)
この状態で1時間程度、WEBを見たり適当に文字を入力してみたりなどした結果、問題なく動作していましたので、Raspberry Piは電圧変動には比較的強いと判断できます。
となるとあとは電源側の供給能力の問題が浮上してきます。そこでLANだけをつないでRaspberry Piを起動してみました。
この時の電流が370mA。
つまり、少なくともキーボードは最低限つなぐ必要があるので、なんだかんだで従来のUSB規格である500mAでは安定動作は望めないということになります。
よく言われていることですが、ハングして動かないという方は電源についても再度見なおしてみてください。
まとめです。
- 電源電圧が4Vを切ってもRaspberry Piは動作する。
- いろいろなところで言われていることだが、500mAの供給では安定動作は望めない。
最後に、今回の追加調査でうちのRaspberry Piはやはりポリスイッチに問題があると判断しました。それからマウスとキーボードの抜き差しではRaspberry Piはハングしないこともわかりました。
さて、仕事に行こう(笑)。
私のRaspberry Piは1000mAの電源に繋げても、GPIO端子から給電してもどうしてもフリーズしてしまい、あきらめてもう1台ぽちっとしてしまいました。
返信削除今回入手したのはイギリスで製造されたバージョンなのですが、今までの不安定さが嘘のようにすんなり起動してくれました。運悪くハズレを引いてしまったのですかね。(^^;
うーん。画像を見れば分かる通りうちのも中国製なんですよ。
削除で、動いてはいるものの、今でもなんとなく釈然としないものがあります。電源電圧の余裕度が思ったよりあったので、本当にポリスイッチのせいだろうか・・・。でもうちのはショートすると動いているように見えるし。
中国製はハズレなんですかね(^^;)。これだ!っていう理由を誰かが解明してくれればすっきりするんですが・・・。