2016年2月14日日曜日

ReadyNASとは?

ちょっと前まではRaspberry Piのハングアップに悩んでいましたが、今のところ順調に動作していて現在3ヶ月めに突入しています。

・・・と言いたいところですが、年末に原因不明の停止がありました。もっともこれは電源エラーとかディスクのエラーではない気がします。ちょうど年を越そうというところでmuninが原因不明の停止。システム全体ををバージョンアップすることで動きましたが、忙しかったので深くは追求しませんでした。まあ、よしとしましょう(笑)。

で、おニューのPCを使い始めていきなりハードディスクが故障!リカバリーソフトを買うはめになったのですが、なんとか80%程度が復旧出来たと喜んで、じゃあフォーマットするかと壊れたハードディスクをメインPCに繋いだところ普通に動き出しました!

結果として何個かのファイルは死んでいましたが、ほぼ100%のファイルが元に戻りました。結果としては非常に嬉しいんですが、リカバリーソフトの購入費が無駄になってちょっとだけ損した気分です(^^;)。

で、これを機にNASを導入しようと決意。いろいろ調べてNETGEARのReadyNAS 102にしました。今思うと104でも良かった気がしますが、まあ、しょうがない。

当初は同じ容量のハードディスクを積んでRAID1で運用しよう思っていたのですが、なんとなく3TB+3TB=3TBに納得が行かなくて、・・・いや、それじゃあバックアップの意味がないとお思いの諸兄もいらっしゃると思いますが、結果として単独3TB+4TB=7TBで運用することにしました。

とは言っても、RAID1は構成しなくてもHD3TBとHD4TBで自動的に同じファイルを保存しておきたい。そこでrsyncを使って設定をしたので、以下に個人用の覚書を残す次第です(笑)。

1. 目的
RAID1を組まずにハードディスクをケチって、かつ、大事なファイルは2つのハードディスクで2重化する。

2. 運用方法
HD1に2重化用のフォルダHD1-Sを作って、HD2の2重化用フォルダHD2-Dに自動的にバックアップさせる。

3. 設定方法
HD1にHD1-S(保存元)、HD2にHD2-D(保存先)を作成。
HD1-Sは特別な設定なし。
HD2-Dは、
共有タブ→HD2-D→設定→ネットワークアクセス→RSYNCを有効にしてon。
  デフォルトアクセス:リード/ライト
  セキュリティー→Everyone→リードオンリー
     (勝手に消されないため。)
  高度→このフォルダーを表示にしないにチェック
     (バックアップ用なので見せないようにしておく。)

バックアップ→バックアップジョブの追加
バックアップ名:適当
バックアップ元:ローカル、場所→HD1-S
バックアップ先:リモート、
  ホスト:localhost
  プロトコル:remote- Rsyncサーバー
  パス:HD1-D
高度:宛先から削除されたファイルを放棄するにチェック。
  (ミラーリングとするため。)
  
  
ちなみに、保存元は複数あっても問題ありません。例えば、HD1-S、HDS2-Sと保存元があった場合には、保存先にはHD2-D\HD1-S、HD2-D\HD2-SとHD2-Dのフォルダの中にHD1-SとHDS2-Sが保存されます。

しばらくこれで運用してみよう。


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