2017年2月11日土曜日

Senfer UEs

まあ、のっけからですが、これが私のSenfer UEsです(^^;)。
なんでこんなことになっているかというと、装着感がイマイチだったからです。どうでもいい話だとは思うんですが、人の耳をまじまじと見たことはないのであれですが、私の耳孔は頭部側面に垂直になっていると思います。もちろん奥に行けば曲がっているのですが、Senfer UEsはケーブルの引き出し口と軸が斜めについているので装着感が悪かったのです。

なかなか言葉では説明しづらいのですが、結果としてこうなりました。
あまり画像がきれいではないですが、軸と垂直にコネクタをつけ直しました。結構いい感じです。

具体的には一枚目の写真のようにカバーを外すんですが、このカバーは接着剤でついているだけなので温めれば結構かんたんに外れます。私の場合にはハンダ溶解用のブロアーがあるので、120℃ぐらいにしてカバーの周りをさっと温めることで接着剤がゆるくなって、1枚めの写真のごとくかんたんにカバーが外れます。

で、コネクタも接着剤で接着されているので、ここも温めてコネクタを外し、さらに中の位置決め用の出っ張りも潔くカットして、ご覧の通りプラリペアで固めてもとに戻して終了です。

ちゃんと解説したほうがいいとは思うのですが、意外にポイントポイントで写真を取るのがめんどうなんですよね(笑)。

で、肝心の音ですが、私のリファレンス機は
・Etymotic Research ER-4S
AKG K702
・Kenwood KH-K1000
ということをふまえて言うと、K702やKH-K1000にはやはり及ばないと思いますが、ER-4Sには低音という要素を考えると、個人的な好みでUEsの方が勝っている気がします。ただ、ER-4Sにくらべて低音が出るところは非常に高評価なのですが、UEsは中広域がじゃっかん凹んでいる感じで女性ボーカルの艶やかさが少し負けていると思います。でも、だからといって聞くのをやめた!となるようなレベルではないです。

もう少し中広域が出ればいいとは思いますが、電車通勤用ヘッドフォンとして活用するにはまったくもんだいありません。というか贅沢です。買値がケーブル込み4000円であることを考えると大健闘だと思います。この手のヘッドホンは装着方法で音質に天と地ほどの差が出るので、カナルに慣れていない人は注意が必要だと思います。評価が低い人は装着状態に問題があるのかもしれません。

カナルに慣れていて、ちゃんと装着できる環境があればおすすめします(^^;)。ちなみに、改造する前までの私のUEsの評価は値段よりちょっといいかな、程度でした(笑)。やっぱりこの形はフィットするしないの差がでかいよなあ・・・。

MUIX IX1000も結構聞いてみましたが、あれは低音が出過ぎで高域が出ていなくて個人的には全くだめでした。まあ、これは値段がかなり安いことを考えると比較するのもどうかとは思います。もちろん、UEsも私のリファレンス機と比較するのはおかしいですけどね(^^;)。

ということで私のUEsの評価としては最近のヘッドフォン事情からすると、結構満足しています。UEsが巷で評判が良かったのも納得です。

最後にもう一枚写真をアップしておきます。
使っているケースは100円ショップのものですが、これは内部が広くて潰れないのが気に入っています。私はイヤーチップは自作の低反発のフォームタイプを使っているので、押し付けられると変形してもとに戻るまでに時間がかかって装着感が悪くなるんですよ。

ちなみにこの最後の写真は久々に出してきた、コニカミノルタのα Sweet Digitalで撮りました。このカメラを使っているのはお金がないのもありますが(笑)、出してくる絵が結構気に入ってます。なんかレンズがまた欲しくなってきました(笑)。

ちなみに外部への漏れは全く問題ないと思います。これで漏れたら絶対難聴レベルで聞いていると思います。遮音性はER-4Sには及ばないです。あっちも同じ材質のイヤーチップを使っていますがER-4Sは結構耳の奥まで刺さってますから(^^;)。ほんと、もう少し中広域が持ち上がっていたらなあ・・・。

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